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(さ)催眠術で結婚する法 

作:川上則子
掲:週刊マーガレット(1969年24号)

60年代末の少女向け週刊誌に読切掲載された催眠術を題材にした恋愛漫画。
主人公の女子大生ミリンダは催眠術の天才少女。彼女の著書「催眠術で成功する法」はすで100万部を突破するほどの売れ行き。彼女には同じ大学の医学部にインターンの彼氏ポールがいるが、この彼氏、気が小さい故に国家試験に何度も落ちている情けない男。
そこでミリンダは得意の催眠術で彼の試験合格に一肌脱ぐことに。

ほのぼのした感じの恋愛コメディですが、意外に催眠術のシーンはしっかりと描かれています。
冒頭のシーンでスケベな生物学の教師に催眠術をかけるシーンがありますが、教師の目の前に「タッ!!」と気合いとともに二本指を突き出して相手が驚いた隙に「瞼が重くなる」という暗示を与えて催眠状態に導いたり、彼氏に催眠をかけるときには心が乱れて神経が集中出来ないので、ヒュプノディスクを使って催眠をかけたり、一度催眠にかかった人は二度目からは簡単にかかるというセリフがあったり、ある言葉が催眠をとくキーワードになっていたり、なかなか作者は催眠術の事を勉強して描かれているようです。
絵柄的には現在の漫画と比べれば古さは隠せませんが、こういう日常が舞台の漫画に登場する女性催眠術師が大好きな私にはかなりツボに来る作品でした。
(紹介:ぽんぽこさん 文:kurukuru)

saiminjyutu-de-kettkonsuruhou01.jpg■「催眠術の天才、ミリンダがまきおこす、とんだ大騒動のけつまつは!?」という柱の文が期待させてくれます。

saiminjyutu-de-kettkonsuruhou02.jpg■スケベな生物教師に催眠術をかけるミリンダ。妖しく手を動かす仕草と誘導暗示がいかにも催眠術してて良いですね。

saiminjyutu-de-kettkonsuruhou03.jpg■金鉱を発掘しに来たと思わせ地面を掘らせたり、温泉だと思わせて水たまりに飛び込ませたり素敵な小悪魔ぶりを発揮してくれます。

(じ)ジュエリー★EYES 

作:倉橋えりか
単:集英社りぼんマスコットコミックス(2006)

少女向け雑誌に掲載された催眠術を得意とする女子中学生が主人公の恋愛漫画。同名コミックスに短編2本を収録。

榊留奈は目を見つめるだけで相手を催眠状態にして操る「催眠療法」が出来る中学生。新学期、彼女は隣りの席になった喜多川に興味を持つが、彼には何故かその催眠療法がきかなかった。

当サイト的に注目は主人公、留奈の催眠能力ですが……
冒頭の電車の中のシーンで、留奈が痴漢のオッサンをマインドコントロールして自首させる場面。
施術は相手と目を合わせてキーンと音がして相手がたちまち催眠状態。
やはり最近の漫画の定番、超能力的表現ですね。
シチュエーション的には素敵なFD場面なのですが、やはりあっさり感は否めません。
後は同じ表現で、喜多川君に良く眠れるヒーリング(癒し)の暗示を与えるシーンや、自分の能力に気がついた同級生の男の子に忘却暗示を与えるシーンなどがあります。

同じ催眠術を題材にした恋愛漫画「催眠術で結婚する法」と比べると絵柄も華やかで、ストーリー、構成共に上回っているとは思いますが、個人的にはやはり「催眠術で結婚する法」に萌えを感じてしまいますねえ(^^;)
しかし、催眠術を使える女子中学生が主人公という現代では希有な設定の漫画だけに今後もシリーズ化してほしいものです。
(紹介:びーろくさん 文:kurukuru)

jewelry-eyes01.jpg■留奈の秘密は眼力で催眠術が使えること。彼女はその力で痴漢を自首させたり、暴力事件をくい止めたりしたこともある。しかしその能力故に小学校の時に同級生や先生にシカトされて退学になったという暗い過去を持つ。

jewelry-eyes02.jpg■電車の中で痴漢のオッサンを得意の催眠療法で操る留奈。
表情にもう少し妖しさを漂わせて欲しいものです。

(な)ないとバード 

作:里見桂
単:小学館少年サンデーコミックス(S60)

世界中を股にかけ、宝石店を狙う怪盗ナイトバード。その彼の相棒、眠麻夜(ねむりまや 愛称ミン)の必殺技は催眠術。
警備員をペンダントを使って眠らせて忍び込むのが彼女の手口。
おそらく当時のヒット作キャッツアイを意識して制作されたのでしょう。ミンのコスチュームは、もろキャッツアイ風レオタードです(^^;)

ミンが初登場するのは第1巻の6話目。宝石店の警備員を眠らせて忍び込みます。
催眠シーンは基本的にペンダントを目の前で揺らすとたちまち相手が催眠状態に、というお約束通りの表現ですが、ミンがいつもなかなか色っぽいコスチュームでやってくれるのでプラスポイントと言ったところでしょうか。
やはり女性催眠術師は美しく色っぽくあって欲しいものです。
(紹介&文:kurukuru)
night-bird01.jpg■美しき女怪盗ミン。お父さんの形見のペンダントを使って催眠術をかけ宝石店に忍び込むという、なかなか親不孝な娘です(笑)

night-bird02.jpg■レオタードに身を包み宝石店に侵入するミン。もちろん警備員たちはミンの催眠術で眠らされています。

night-bird03.jpg■ミンの手にかかれば主人公のナイトバードもたちまち安らかな眠りに。その後ミンとは良き怪盗仲間になるバードですが、催眠術にかかりやすいらしく何度も彼女に術をかけられます。

night-bird04.jpg■ミンは自己催眠も得意。第2巻4~6話「大いなる…眠り」では警察に捕まりウソ発見器にかけられますが、自己催眠で別人になりきり難を逃れます。その後催眠から覚めなくてバードが悪戦苦闘することになりますが、そういうドジなところもラブリー(^^)

(あ)茜ちゃんの催眠術教室(記事) 

掲:週刊少女フレンド(1967)

「みそっかす」が連載されていた週刊少女フレンドの特集記事(全6頁)です。
この時代、少年少女雑誌には催眠術の特集記事が数多く見られたようです。当時の子供たちは催眠術というと、漫画やテレビドラマで悪人たちが使う何か魔法のようなものというぐらいの認識しかなく、こういった記事を見て、その技が実際に存在するものだということを驚きを持って知ることになったのですね。
(紹介&文:kurukuru)

saiminjyutu-kyositu01.jpg■記事の内容は、
・連載中の漫画「みそっかす」から茜ちゃんの催眠術の場面の切り抜き。
・慶応病院で行われたモデル(少女と青年歌手)を使った催眠術実験の写真。
(水の味がジュースになる、手を針で刺しても痛くない、小学生に年齢退行など。残念ながら施術者は男性です。)
・催眠術の医学的応用例の紹介。
(おねしょの治療、赤面症の治療など)

「教室」と銘打ってはありますが、実際のかけ方などが書いてあるわけではありません。

(み)みそっかす 

作:ちばてつや
掲:週刊少女フレンド(1966)
単:汐文社ホームコミックス 他

主人公、上条茜は幼い頃、紀伊の田舎の叔父の所に預けられ、6年ぶりに都会の実家へ帰ってくる。田舎でのびのび育った茜には都会の上流社会の空気が窮屈でたまらなかった。巨匠ちばてつや氏の初期作品。

茜は叔父に習った腹話術と催眠術が得意で、多くの催眠術シーンが作品中に登場します。物語の初期の頃は、催眠をかける茜ちゃんの顔つきや手の動きなども妖しい雰囲気を出していますが、物語の後半になると「アパラチャポンポーン」という呪文を叫ぶだけで相手が催眠術にかかってしまい、ほとんど魔法のような表現になってしまうのが少し残念です。まあ、これはキーワードによる後催眠と無理に解釈できないこともありません(笑)
(紹介&文:kurukuru)

misottkasu01.jpg■勉強が苦手な茜のために上条家に派遣されてきた家庭教師。だが茜は彼に催眠術をかけて夏休みの宿題を全部やらせてしまう。

misottkasu02.jpg■過労で倒れてしまった叔父さんの様子を伺うため、寝室に忍び込んだ茜は、口うるさい叔母さんを催眠術で眠らせてしまう。
普段は明るく快活な茜ちゃんが、妖しく厳しい顔つきに豹変するところが良いですね。

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