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(雑記)ザ・ガードマン 

ご注意:これは男性支配作品です(^^;)
……とお断りをした上で、なぜご紹介するかと言えば、数あるドラマの催眠犯罪エピソードの中でも出色の出来だからです。(もちろん催眠ファン的に見て)

放:TBS系(1965~1971)
制:大映テレビ室

大都会に横行する犯罪と事件から市民を守る為、警備会社「東京パトロール」のガードマンたちが活躍する60年代に高視聴率を誇ったサスペンスドラマ。

■第222話「怪談・吸血鬼」(ファミリー劇場放映時、第221話)
夜毎に起こる謎の殺人事件。その被害者の首筋には不気味な爪痕が。
女子大生のあけみは毎夜、幽霊に襲われる幻覚を見続けていた。彼女の様子を心配した父親は東京パトロールの高倉に依頼して彼女の警備にあたらせる。幽霊と聞いて半信半疑で警備にあたるガードマンたちだったが、あけみは彼女にかかってきた電話をとった途端、様子がおかしくなり家を出て行ってしまう。彼女の行く先は謎の刺青師の家。実はこの男が彼女に催眠術をかけて殺人鬼に仕立て、依頼者から金をもらって殺人を請け負っていたのだった。

催眠術による連続殺人事件というこの手のサスペンスドラマにはありがちのストーリーですが、被術者の女子大生の操られっぷりが見事。ドラマ全編にわたって彼女は操られっぱなしですが、清純な女子大生の顔と恐ろしい殺人鬼の顔を見事に演じ分けています。
犯人の不気味な暗示シーンも加わって催眠術の妖しさを存分に堪能させてくれるまさに催眠術黄金時代の遺産と言えるでしょう。当ブログの管理人としては、つくづくこの犯人の術師が女性だったらと残念がることしきりです(^^;)
(紹介&文:kurukuru)

the-guardman01.jpg■女子大生のあけみは友人から最近様子がおかしいと告げられる。
友人「ねえ、あの男と何かあったの?」
あけみ「……どの男?」
友人「魔術師みたいな気味の悪いやつ。あんたのことじーっと見つめてたじゃない」
あけみ「……そんなことあったかしら」
友人「何言ってんの。あんたったらまるで催眠術にでもかかったみたいにふらふらとその男の後についていったわ」

the-guardman02.jpg■ガードマンが警戒する中、女子大生の部屋にかかってくる謎の電話。
受話器から聞こえてきたのは怪しい男の声。
「あけみさん……蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛だよ。あんたは今夜また蜘蛛になるんだ……わかったね。蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛……大きな大きな女郎蜘蛛……さあいつものようにやるんだよ」

the-guardman03.jpg■電話の声を聞いた途端、彼女の怯えていた表情は一変。手をまるで蜘蛛のように動かし不気味に笑う。
彼女は男に催眠術をかけられ「蜘蛛」というキーワードを聞くと殺人鬼に変わるように後催眠暗示を与えられていたのだ。

the-guardman04.jpg■あけみに催眠術をかけていたのは金をもらって殺人を請け負う男。刺青師という職業を利用して客の女性に催眠術をかけ殺人者に仕立てていた。
男「よく来たね……かわいい蜘蛛、女郎蜘蛛……さあ、あんたは何だね?あんたの正体は何だね?」
あけみ「蜘蛛……女郎蜘蛛」
男「そうあんたは蜘蛛だ……美しくて恐ろしい女郎蜘蛛だよ……わかったね……わかったら元の女郎蜘蛛の姿に戻るんだよ」
「あんたはオスを誘惑する……抱く……キスをする……喉から血を吸う……相手が骨と皮になるまで最後の一滴まで吸い尽くすんだよ……さあ蜘蛛の姿に変わるんだよ」
「さあもう完全に女郎蜘蛛になったよ……またオスがのこのこと近づいて来る……うまい餌だ……本当にうまい餌だよ……太って血がいっぱい入っているからね」
「すばらしい爪だ……この爪が刺さるとどんな強い男でもたちまち倒れてしまう……かわいい女郎蜘蛛さん、爪にしびれ薬をぬってあげよう。刺されたオスがじたばた暴れんようにね」「今夜の巣は東京湾の岸壁だよ……埋め立て地に銀色の糸を張るんだ、いいね」

このワンシーンだけでもこの暗示の長さ。最近のドラマでは考えられないですね。


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