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(こ)告白しなさい! 

作:美内すずえ
単:集英社マーガレット・コミックス「ジュリエッタの嵐」所収(1974)

学生のワコは催眠術の医学的な効力に興味を持ち、親に内緒で催眠術教室に通っていた。一月の間に覚えた知識で、学校の不良・モサに催眠術を試してみようとするが、ことごとく失敗。そんなとき学校を乗っ取ろうとする暴力団・荒熊組が集団で押しかけてくる。偽の借用書を使って校長に迫る彼らにワコは催眠術で対抗しようとするが……

少女漫画の大御所・美内すずえさんの短編。催眠術のことを良く取材して描かれているようです。主人公のワコの催眠シーンですが、かなりのコマ数を使って暗示による誘導が描かれています。
当時の少女漫画らしい恋愛を絡めた明るい話と絵柄で催眠術の妖しさはあまり感じられませんが、催眠術をメインテーマにした数少ない貴重な学園漫画です。
(紹介:ぽんぽこさん 文:kurukuru)

kokuhaku-sinasai01.jpg■ワコは催眠術教室に入門してひと月、理論をみっちり勉強。学校で友達にそそのかされ、覚え立ての催眠術を不良の雨宮(通称モサ)に試してみるが(凝視法や驚愕法など)すべて失敗。自信を失いかける。

kokuhaku-sinasai02.jpg■学校に嫌がらせを続けていた暴力団・荒熊組のチンピラに絡まれたワコは、一か八か五円玉を使って催眠術に挑戦。チンピラの一人を見事に催眠状態に落とすことに成功。

kokuhaku-sinasai03.jpg■学校を奪いに来た暴力団に集団催眠をかけるワコ。
「おまえたちはそこから動くことができない!」「そう、足が地面にくっついてしまった!はなそうとしてもはなれない」「体が前後にゆれてくる!大きく大きくゆれてくる!もう立っていられない!」「ひざをまげて座ってしまう。さあまぶたが重くなってきた!」
たたみかけるような暗示が見事です。

kokuhaku-sinasai04.jpg■校長室に居座る組長にワコは五円玉を使って催眠術をかけ、悪事をすべて告白させてしまう。
「わたしがこうやってひたいに手をあてているとだんだん意識がなくなってくる。もう私の声しかきこえない。わたしのことばにさからうことはできません」「さあ告白しなさい!あなたはこの学校をのっとるつもりだったのですか?」

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