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(て)TVジョッキー「少女催眠術師」 

放送局:日本テレビ系列
放送日:1977年11月20日
司会:土居まさる

昔、日曜日の昼13時頃から始まる「TVジョッキー」というバラエティー番組があり、その中で素人さんが自分の特技を披露する「奇人・変人」というコーナーがありました。
そのコーナーで、少女催眠術師が登場した回があったのを覚えています。
ここでは、その放送内容を振り返ってみたいと思います。
随分昔の事なので、多少の記憶違い等はあると思いますが、その雰囲気だけでも伝えられればと思います。
その日の「奇人・変人コーナー」最後のエントリーとして「少女催眠術師」が登場します。
ショートヘアの現役女子高生。制服ではなく、セーターにスカートというわりと地味な格好です。
将来は心理学の勉強をしたいらしく、現在は心理学について研究中とのこと。
とりあえず名前をS子としておきます。

土居「催眠術はいつ頃から出来るようになったの?」
S子「ずっと心理学の勉強をしていて……」
土居「心理学の勉強を。それで催眠術はもう出来るようになったと」
S子「はい」
土居「かかりにくい人っている?」
S子「集中力の無い人はかかりにくいです」
土居「ゲストの中でかかりやすそうな人は誰?」
S子「うーん……」
土居「公ちゃんとか……」
(公ちゃん=北公次。ゲストのフォーリーブスのメンバー)
S子「そう」と頷く。
土居「かけてみたいね」

にやりと笑って公ちゃんの方を見る土居氏。
公ちゃん、びびった様子で拒否のポーズ。

土居「僕はいいですって言ってるよ(笑)。じゃああなた、会場から誰か……かかりやすそうな人でいいから」

S子、会場から女の子(たぶん女子高生)二人を選び出す。
さらにゲストの新人アイドル(名前不明)の女の子と会わせて三人が被術者として少女の前に並ぶ。

以下

A子=会場から選ばれた女の子
B子=会場から選ばれた女の子
C子=ゲストのアイドル

土居「後ろに倒れたりする?天功さんがやると倒れるけど」
S子「はい、倒れます」
土居「じゃ誰か補助を」

三人の後ろにそれぞれ補助が付き、いよいよ催眠の導入が始まります。

土居「では、お願いします」
S子「それじゃ大きく深呼吸して、三つ数えたら目を閉じて」「ワン、ツー、スリー」

被術者の三人が目を閉じます。

「今から数を五つ数えます。そうしたらあなたたちは後ろへ倒れます。五、四、三、二、一!!」
「はい、すぅううううっと後ろへ倒れる」
「あたしの言葉には逆らえない。身体がすぅううううっと倒れる!!」
「はい、ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」

催眠の導入暗示としては、かなり強引です。
雰囲気からして、予備催眠があったとも思えないので、これではなかなか催眠状態に導くのは難しいのでは、と思われました。
案の定、三人は突っ立ったままで後ろへ倒れようとはしません。
しかしS子の声は自信に満ちあふれています。
「後ろへ倒れる」という暗示を執拗に繰り返して行く内に、会場から選ばれた二人の少女の内のA子が後ろへ倒れました。
それに続いてもう一人の少女B子も。
最後まで抵抗していたアイドルC子もついに倒れ込みました。
倒れた三人の内、最初に催眠状態に入った少女A子が補助の方に支えられて立たされます。

「はい、それじゃ目を開けて。こっちを見て」
「今から数を五つ数えるとあなたは猫になります」
「ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」
「はい、猫です!!」

さすが、あの強引な暗示で最初に催眠に入ったA子。かなり被暗示性が高いらしく、暗示に従いすぐに四つん這いになりました。

S子「鳴いてごらん。とってもお腹がすいています。さあ、鳴いてごらん」
A子、消え入りそうな声で「にゃ~」と声を出しました。
会場からはどよめきの声が。

S子はA子を立たせ、土居氏に向かって

S子「ちょっとお願いします」
土居「え?僕!?僕にかけるんですか?」
S子「いえ、違うんです(笑)」

S子は土居氏をA子の前に立たせてA子に質問します。

S子「好きな人はいる?アイドルでは誰?」
A子「……たがわ……ようすけ」
S子「え?」
A子「……太川陽介」
S子「太川陽介さんね」
「それじゃ、今から数を五つ数えます。そうするとあなたは目の前の人が太川陽介さんに見えます」
「ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」

数を数え終わると同時にA子は目を見開き、驚いた顔をして後ずさりします。
まさに目の前の土居氏を太川陽介と思いこんでの反応です。
会場からは「おおーっ」という大きなどよめきが。

続いてS子は倒れたままの状態のB子に近づき、暗示を与えます。
「これから数を五つ数えます。そうするとあなたは催眠から睡眠に入っていきます」
「ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」
「さあ、あなたの身体はもう何も感じません。さわってもたたいても何も感じません。神経が身体に通ってないんですから。もう何も感じない」

S子、土居氏に向かって
「触ってみて下さい」
土居氏、寝ているB子を手でちょんちょんと突っついてみる。
何の反応もない。
土居「ほお……」

催眠から睡眠というのは、ちょっとわかりにくい暗示だなと思いました。
B子はただ倒れたままの状態でいるだけだったので、はたして「何も感じない」という暗示が効いていたのかどうかはちょっと判断がつきませんでした。

最後に一番催眠状態に入りにくかったアイドルC子が起こされて、S子が暗示を与えます。
「数を五つ数えます。そうするとあなたはニワトリになります」
「ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」

新人アイドルのC子にとって、これはかなり屈辱的な暗示です。
催眠状態に入ってるとはいえ、その深度はまだ浅いはず。そう簡単にはこの暗示は受け入れられないでしょう。
やはりC子は動きません。

しかしS子は、より語気を強めて暗示を繰り返します。
「さあ、あなたは五つ数えるとニワトリになる」
「ごお、よん、さん、にぃ、いち!!」

「さあ、こっちへおいで。あなたはニワトリです」
「コケコッコーと鳴いて!!」
「ごおぉ、よん、さん、にぃ、いち!!」

C子がかなり抵抗している様子が表情からも見て取れます。
さすがに見かねた土居氏が助け船を出します。

土居「……うん、やっぱり自分はアイドルっていう意識があって、どうしてもニワトリにはなれないんだろうね」
「はい、じゃあどうもありがとう。みんなの催眠を解いてあげて下さい」

S子、C子の額に手を当てて(こめかみを押さえつけるような感じで)催眠を解きます。
「はい、五つ数えたら気持ちよく目が覚めます」
「五、四、三、二、一!!」

S子「大丈夫?」
土居氏「大丈夫?」

C子、まだ少しぼんやりとした様子。
残りの二人も同じように催眠を解かれました。

ここで時間となり土居氏、あわてた様子で(当時、この番組は生放送だったはず)
「それじゃプレゼントは、催眠術をかけてくれた女の子にさしあげましょう」
「ではまた来週!!」

プレゼントというのは、このコーナーで一番受けがよかった人(一回の放送で2、3人が特技を披露していたと思います)に送られる白いギターとジーンズです。

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以上が番組の放送内容です。
S子は心理学を勉強していると言っていましたが、暗示のかけ方は当時の初代引田天功氏の手法をそのまま真似た物でした。
この程度の簡単な暗示で一般人を催眠状態に導くことはかなり難しいでしょうが、被暗示性の高い少女を被術者に選ぶことにより、このショーは成功したと思われます。

なおこの放送から約一年三ヶ月後(1979年2月11日)に、同じくTVジョッキーで「天才催眠術少女」というのをやっていますが、残念ながら見逃してしまいました。この当時の「奇人・変人コーナー」は一度出演して評判の良かった人を、再度スタジオに呼んで特技をもう一度やってもらうというパターンがあったので、多分、同じS子が登場したのではないかと予想されます。

何にせよ、現実に存在する女子高生の催眠術師を見られたのは貴重でした。

放送内容をかなり詳細な所まで記憶しているのは、当時この番組をカセットテープに録音して、何度も聞き直したからです。おかげでそのカセットは一年もしない内にテープが切れ(^^;)あえなく破棄処分となってしまいました。こういう時代が来るとわかっていたなら、切れたままでも保存しておいたんですが……残念です。

なお、放送日のデータは「大人のための催眠術」のがらくた箱の「やまさんファイル」から引用させていただきました。主催者のTMさん、データ提供者のやまさん、どうもありがとうございました。
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コメント

天才催眠術少女

今から丁度30年前TVジョッキーの奇人変人て言うコーナーで
太田裕美たちらが含む女性たちらが妙にかかっていくのが新鮮でした。
その中でミニスカのアシスタントも土居まさるに呼ばれかけられもう最高でした。
他の奇人変人コーナーでもたまに参加してました。
そのシーンYouTubeで観たい!!

Re天才催眠術少女

YouTube沢田研二『ロンリーウルフ』で
丁度土居まさる&相本久美子の後ろに
三人立っているアシスタントで右端に
立っているアシスタントが犠牲に
なったアシスタントである。
間違いなし
PS
真ん中に立っているアシスタント三人の中で一番可愛い!!

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