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(さ)殺人狂時代 

原:都筑道夫「飢えた遺産(なめくじに聞いてみろ)」
監:岡本喜八
制:東宝(1967)

大学で犯罪心理学を教えているマザコンの主人公、桔梗信治は謎の組織「大日本人口調節審議会」から突然命を狙われる。その組織の目的は世界の人口を調節するために不要な人間を密かに抹殺する事。しかもその会長は精神病院の院長であり、入院患者を洗脳して殺し屋に仕立てていたのである。

物語の中盤で登場する「日本スピリチュアリズム研究所」の女所長が実は催眠術師。信治の仲間の啓子と大友に心霊術と偽って催眠術をかけ、信治の居場所をしゃべらせた後、暗示で二人を鳥と思わせて窓から飛び降り自殺させようとします。
暗示シーンもたっぷりで、モノクロの強い陰影効果もあってか女催眠術師の妖しさ、不思議さ、恐ろしさを存分に堪能させてくれます。催眠術が妖しげなものでは無くなった現代、このような演出を映画監督に求めるのは酷でしょうし、我々女性催眠術師ファンはこういう古い年代の映画やテレビ番組から素晴らしい催眠シーンを探し出すしかないのでしょうねえ。
(紹介&文:kurukuru)

satujinkyojidai01.jpg■「日本スピリチュアリズム研究所」の所長、小松弓江(川口敦子)は啓子と大友の前で心霊術により信治に取り憑いた悪霊を探ろうとする。

satujinkyojidai02.jpg■霊魂を呼び出す儀式を行う弓江。しかしそれは二人に催眠術をかける為のフェイクだった。二人の目の前でゆらゆらと振り子のように揺れる人形の首を見つめている内に二人は催眠状態へ。
「さあ、暗い黄泉の世界へ行くがよい……霊魂がお前たちを呼んでいる」

satujinkyojidai03.jpg■催眠状態に入った啓子。
弓江「さあ答えなさい鶴巻啓子。桔梗信治は今どこにいる?」
啓子「……あたし信治さんが好き……大好き」
弓江「そんなことを聞いているのではない」
啓子「……はい」
弓江「大友……信治の居所を言いなさい」
大友「はい、信治の兄貴は車のトランクの中……」

satujinkyojidai04.jpg■二人から信治の居場所を聞き出した弓江は二人に鳥になる暗示を施し、ビルの窓から飛び降り自殺させようとする。
「さあ、今度はあんたの番ですよぉ……あんたも鳥です……背中に羽が生えてきましたよぉ……だんだん大きく大きく大きく……さあそれでいいでしょう」
「羽ばたいてごらんなさい……さあ飛びましょう……あんたはトンビよぉ」
トンビという言葉に拒否反応を見せる大友。
「じゃあコンドル、コンドルならいいでしょう?」
「この果てしない大空はあなたのものです……さあ飛びなさい」

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(ぼ)ボーダー 犯罪心理捜査ファイル 

放:日本テレビ(1999)
制:よみうりテレビ イースト

犯人の深層心理を追い、事件を解決する心理技官、杉嶋桐恵(中森明菜)の活躍を描くサイコ・サスペンスドラマ。

■第7話「呪いの女!いじめが生んだ悲劇」
中学時代にいじめを受け、自殺未遂で下半身不随となった少女(持田真樹)の母親(赤座美代子)が、催眠術を使って復讐する話。彼女はエステの職員となり、客の少女達(いじめた仲間達)に振り子と音楽を使って催眠術をかけ、殺人を犯させる。

少女がタロットカードの呪いでいじめっ子たちに復讐していたと思ってたら、実は少女の母親が催眠術を使って犯行を行っていた、というストーリー。少女が催眠術を使っていじめっ子たちに復讐するというストレートな展開だったら催眠ファンはもっと萌えられたんですがねえ。
(紹介&文:kurukuru)

border01.jpg■電話を受けた直後、浩美は婚約者を殺害してしまう。

border02.jpg■娘をいじめによって自殺未遂に追いやられた母親が、催眠術を使って復讐していたのだ。

border03.jpg■エステで振り子を見つめさせ、音楽を聴かせて催眠誘導する。

border04.jpg■いじめっ子の最後の一人に、音楽を聴かせる事により、催眠状態にして動けなくし、絞殺しようとする母親。

(ぷ)プレイガール 

監:梶間俊一
制:東映(2003)

警察が表立って捜査できない重要犯罪に立ち向かうため、警視庁内部に極秘に結成された特殊犯罪捜査チーム「PG プライベート・ガバメント」。人は彼女たちを「プレイガール」と呼ぶ。昭和40年代にテレビ放映され人気を博したお色気アクションドラマ「プレイガール」のリメイク。
メンバーの一人、科学捜査研究所勤務の神津由美子(岡元夕紀子)が、誘拐されて精神的ショックを受けた女の子の心をケアするために催眠術を使う。

最近の作品としては珍しく暗示と妖しげな手の動きを伴った催眠術らしい催眠術のシーンが見られます。こんな演出をやるのは多分、かなり年配の監督かなあと調べましたらやはり……
そう催眠術をかけるシーンはこのように妖しくなくては!!
ちょっと仮面ライダーの死神博士の催眠術を思い出しました(笑)
(紹介&文:kurukuru)

playgirl01.jpg■誘拐事件で精神的ダメージを受けた被害者の女の子。このことがトラウマとなって正常な社会生活が送れなくなる恐れがあるためプレイガールの一人、神津由美子は女の子に催眠治療を行う。

playgirl02.jpg■両手を妖しく大きく動かしながら暗示をかける神津嬢。
「あなたは海に浮かんでいるのよ……広い、広い、広おぉおおい海……」
これぞ催眠術師のパフォーマンス(笑)

playgirl03.jpg■女の子の目が次第に閉じていき、頭がゆっくりと下がる。
「ゆったりと浮かんでいるのよ……ほら、体が軽くなった……深い、深あぁああい海……」

playgirl04.jpg■催眠状態に入った女の子にさらに暗示を与え続ける。
「お魚がたくさん泳いでるのが見える?ほ~ら、軽くなった……」

(み)MIDORI 

原:内田春菊
監:廣木隆一
制:フジテレビ(1996)(R指定)

内田春菊の漫画「物陰に足拍子」の映画化。
何もかもがうんざりだと感じている多感な女子高生みどりが、恋人や学校、兄や家庭を全て捨てて歩き出そうとする姿を描くドライな青春ドラマ。

みどりの彼氏シュンの従姉、光(広田玲央名)がセラピストであり催眠術を使ったカウンセリングを行っています。カウンセリングと言ってもその内容は宗教儀式の様でもあり、セックスを道具に使って心のレベルアップを図るというかなり妖しげなものです(^^;)
しかしこの妖しさが催眠ファンにはたまらない魅力。光役の広田玲央名さんの神秘的な雰囲気も良く、彼女の誘導によってみどりがエクスタシーに至るシーンはこの作品の催眠ファン的見所でしょう。
(紹介&文:kurukuru)

midori01.jpg■みどりはセックスフレンドのシュンの従姉、光の集団カウンセリングに参加する。暗い密室で神秘的な雰囲気を漂わせた光が登場。
「心をひとつに……」

midori02.jpg■光のカウンセリングを受ける少女。
「あなたは今どこにいるんですか?」
「……私の部屋」
「あなたはいくつですか?」
「……12歳」
幼い頃、従兄弟のお兄ちゃんに受けた暴行のトラウマを催眠セックス治療によって解消させようとする。

midori03.jpg■光の部屋で催眠誘導を受けるみどり。
「いい、呼吸を合わせて」
「そうゆっくりと宇宙をイメージして……」
「ほら、いまひとつになった」
「感じるでしょう?」

midori04.jpg■光の暗示により疑似セックス体験させられるみどり。
「そうよ感じてるでしょう」
「自分で確かめてみて」
「どう?シュンとのセックスじゃここまで感じないでしょう」

(ひ)姫将軍大あばれ 

放:テレビ東京(1995)
制:ジャングル

日光江戸村のスーパーヒロイン・本倉さつき演じる、姫将軍こと天秀尼(てんしゅうに)が供を引き連れ、世直しに大暴れする女性版「水戸黄門」。姫将軍のお供の一人、傀儡のお蝶(渡辺裕美)の得意技は催眠術。

■第2話 「花嫁御寮の赤鬼退治」
悪事に荷担する染屋の男、茂助から情報を聞き出すために、お蝶が催眠術を使う。
くノ一の妖しげな催眠誘導シーンをじっくりと描いていて興味深いエピソードです。ただしその技があまり作品の雰囲気に合わなかったせいか、全48話中催眠術を使うのはこの後1回のみというのが何とも惜しまれます。
(紹介&文:kurukuru)

himesyogun01.jpg■くノ一のお蝶が茂助に催眠術をかける。
「ほおら、おまえは眠くなる~。どんどんどんどん眠くなる~。とってもいい気持ちだ。ここは極楽なんだよ~」

himesyogun02.jpg■手をゆらゆらと揺らしながら誘導するシーンは催眠術の妖しげな雰囲気を存分に漂わせる。
「綺麗な蝶々が見えるかい。お前を極楽に誘う御仏の化身されたありがた~い蝶々だよ」

himesyogun03.jpg■催眠状態に入った茂助。極楽に飛ぶ赤い蝶々の幻覚を見ている。
「蝶だ、蝶だ。ありがたいこった。おらぁ幸せもんだ」

himesyogun04.jpg■蜘蛛の巣越しのカメラアングルはくノ一の催眠技に絡め取られた状況をうまく表現していてグッド。
「お前さんの名前は?」
「・・・茂助」

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